「私、毎日惰性で生きてます」自分を変えたいと願ったある女性に訪れた10の変化

   

Hu-mediaをご覧のみなさん、長野編集長、JUNICHIさん、はじめまして。SATTYです。

人間くさいメディア、Hu-media・・・たまらないフレーズですね。

世の中には、たくさんの情報や、サービスや、できごとがありますが、そこにはいつも「人」がいます。それはインターネットの世界でも同じで、姿形は見えなくても、その裏側には様々な人の人生が絡んでいるんだと、感じます。

人間の匂いがぷんぷんとする、素敵なメディアになってほしいぞ、Hu-media。そこに私も、少しだけ色を添えられたら。そう思っています。

さて、ご挨拶はこれくらいにして、本題に入りましょうか。
実は・・・私、「人間観察家」なんです。(妄想)
様々な人間の人生という生態を観察し続けてはや15年・・・(妄想)

私は観察を続けるうちに、ある仮説にたどりつきました。人生を変化させるのは、ほんの小さなきっかけに過ぎないのではないのか、ということです。この仮説を立証すべく、日夜研究を続けてきたのですが、ついにある被験者の興味深い観察データを入手したので、ご報告させていただきます。

人間とはなんぞや、いつの時代も語られ続けるこのテーマに対するヒントが見つかったような気がしているのですが、さて、いかがでしょうか。

毎日を惰性で生きていた、被験者Sの話

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【被験者のデータ】
名前:SAT◯Y
年齢:30代
特徴:変わりたいのに変われない自分にもがいている女性。文章を書くことが好きで、いずれやるだろうと根拠なく思い込んでいる。妄想癖があり、夢見がち。やりたいと熱く語ったことも、手につけられないままに消え去ること多数。

今回の被験者であるSAT◯Yさん。まずは、彼女の生態をごらんください。

1. 「なんかいいことない?」が口癖

大人になると、人生において「仕事」がしめる割合は非常に大きくなりますね。日々刺激的な仕事に囲まれて楽しくてたまらないという方もいらっしゃると思いますが、Sさんの場合は少し違いました。

朝起きて、仕事して、帰って、寝る。毎日多少の変化はあれど、同じような1日。そういえば数ヶ月前の1日も、さして変わりはなかったなぁと、ぼんやり考えながら「なんかいいことない?」が口癖になっているようです。

また同様に「一年すぎるの早いよねー、また年とっちゃう」も頻繁に発するフレーズという報告があがっています。

2. 宝くじがあたったら幸せになれると信じている

まずはこれをきいてください。Sさんと友達の会話を録音したものです。

「・・・ザー・・ザザー・・でさー。あー、なんか楽しいことないかなぁ、やっぱ宝くじか、宝くじ。3億じゃなくていい、1億でいいよ。あたったらどうする?とりあえず家買ってー、仕事やめてー、貯金してー。あげるあげる、◯◯ちゃんにも100万くらいあげる。まだ買ってないけどね、宝くじ。アハハハーーー・・・・ザー・・プチ」

お聞きの通りです。環境が変われば、すべては変わる。そう信じてやまないSさんですが、はたして本当にそうでしょうか?

3. 週末にやることがなさすぎて、24時間寝ていることがある

寝る、起きてみる、寝すぎて頭がいたい、横になる、寝る、の世にも恐ろしい無限ループが発生しています。

4. 久しぶりに会った友人に「疲れてるなぁ」と心配される、疲れてないのに

おや、珍しく友人と食事にでかけるようですね。意気揚々とメイクも服もバッチリ〜で出かけたにも関わらず、開口一番「顔疲れてるなぁ〜大変そうやね、仕事」の一言。

「本当忙しくてさ・・」と疲れてるフリをして話を合わせる彼女の心の中は、真冬の玄界灘です。昨日24時間寝ていたなどとは口が裂けても言えません。

5. 死んだ魚の目になりがち

人は何かを失うと、魚の目になることを初めて知りました。古代、人と魚は同じミトコンドリアから生まれたのかもしれません。画期的な発見です。

6. 今の私は本当の私じゃないと思っている

宝くじが当たれば、いつか夢を叶えて・・・そう思い続けることで自分を保っているようです。

また、本当の私じゃないと転職に踏み切るも、さして劇的な変化は現れなかったという情報もあります。

7. 自信がなくて、自分から「やりたい」と言えず仕事を失う

Sさんはどうやら文章を書くのが好きなようです。

仕事の中で、自社のメディアサイトの執筆をするチャンスがあったにも関わらず、なんとなくスルー。その仕事は外注先にふられてしまい、毎日ライターから送られている原稿を横目に、くちびるをかみしめるハメに。

その時に友人に漏らした一言「私にだってできるもん。」

8. イキイキと活躍している人を見ると胸が疼く

周囲には懸命に努力している人がたくさんいるようです。大変だよ、と言いながらもキラキラと自分のことを語る友人たち。新しい仕事で成果を上げだした同僚。立ち止まったままのSさんの毎日は、何も変わりません。

9. 家族に特に報告することがない

特に変化のない毎日、家族に話したいことが見つからないようですね。便りがないのは元気な証拠。Sさんは元気でもないのだけれど。

10. 大人になると友達はできないと思っている

損得勘定なしで語りあえる友達は、学生時代の親友たちだけ。大人なんてそんなもん。遠い目で空を見上げる彼女の目には、いったい何が見えているのでしょうか。

・・・

さぁ、いかがでしょうか。これがSさんという女性です。もう涙で前が見えません。Sさんがこの毎日を満足して生きているのであれば、私はこのまま観察を終了するつもりでした。ところが、どうやらそうではない。「変わりたい」けど「変われない」。それが彼女の大きな特徴だったのです。

そこで私は、ある実験をすることにしました。私が開発した新薬「はじめの一歩」を彼女に投与したのです。この薬は、人間が望んでいるほんの小さなチャレンジを後押しする効果があります。

「はじめの一歩」を投与した彼女は、長年手をだせなかった『ブログ』にチャレンジし始めたようです。さぁ、その結果、Sさんにはどのような変化が訪れたのでしょうか。

「はじめの一歩」で被験者Sに訪れた変化

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1. 日常に興味がわきはじめる

毎日なんとなく歩いていた通勤の道、素通りしていたお店、興味のなかった他人の言動。

おや・・なにやらSさんが周りの景色をキョロキョロと見ていますよ・・。どうやら、Sさんは日常生活の中からブログのネタを探しているようですね。そして気づきます。彼女が今まで見過ごしてきた景色の中には、同じように様々な人生を背負った「人」がたくさんいるということに。

2. 思ったことをメモする習慣ができる

Sさんは、ブログのために感じたことや見つけたものをスマホにメモしているようですね。そうやって蓄積されていくメモはもう何十件とたまりました。

あの日何を感じ、何を見たのか。Sさんのメモの中には、彼女の生きてきた記録が残っています。同じ1日などないのだと、Sさんは思うようになりました。

3. いろいろなところに出かけたいと思い出す

Sさんは今現在東京に住んでいるようですが、この街でこうして過ごせる時間にはいつか終わりがくると気付きました。

今だけしかない時間がSさんの人生の中で、刻一刻と流れています。Sさんも、街も変わっていくことでしょう。今見ている風景を、数年後同じように感じられるとは限らないのです。

今見られるものを、ちゃんと見ておきたいとSさんは外に出かけるようになりました。

4. 笑うことが増える

『ブログ』という小さなチャレンジを始めたSさんは、それ以外の場面でも笑うことが増えてきました。そうすると不思議なもので、なんとなく悶々としていた仕事のこと、人間関係が、スッと転がりだすようになっていきます。

これは興味深い。実に興味深い。

5. 人に自分のことを話すのが楽しいと感じ出す

キラキラした友人が話す仕事の話と同じように、今楽しいと思っている『ブログ』のことを誰かに聞いてほしいと、Sさんは思うようになりました。そうやって聞いてほしいと思えるような「自分の話」を持てたことは、Sさんの大きな変化でした。

何時間でも話せるような、自分の話。はたして私にはあるかな・・・?

6. 自分が本当に好きなものを知る

「何が好き?」と聞かれて、これ!といえるものを持っている人は幸せです。そして、それは「始めた人」にだけ与えられる特権ではないかと、私は考えています。

やってみる、というハードルを飛び越えて、やってみた結果、それが本当に好きなことだと気づけたSさんは、「はじめの一歩」を大きな力に変えたのです。

7. やりたかったことが飛び込み始める

先日失った仕事でのライティング業務。Sさんがブログを始めたことを知った上司は、Sさんにやってみる?とチャンスをくれました。これまで眺めているだけだった外部ライターは、学びと刺激をくれる仕事仲間になりました。書くためにこの上なく贅沢な環境が生まれたのです。

8. 自信が芽生え始める

自分の書いたものが人に読まれるという初めての体験をしたSさん。

冷静で客観的な他者の目は、様々な気づきをくれます。厳しい言葉を受けるのが怖かったはずのSさんは、それを次のステップにつなげていけると考えられるようになりました。そして、読んでくれる人がいるということは何よりも大きなSさんの自信になりました。

9. 友達や家族との交流が深まる

『ブログ』というのは、普段の飲み会ですら語られない内面がにじみ出るもの。Sさんの正直な感情や気持ちがたくさんつめられたブログは、友人や家族との会話の中でも語られました。

ブログを通して、Sさんの気恥ずかしい思いが伝わり、ありがとうの言葉を受け取る、そんな交流が生まれました。

10. たくさんの人との出会いがおきだす

インターネットでの出会い・・・怖い。それしかない。

そう思っていたSさんは、インターネットでたくさんのブログ仲間と出会いました。きっと知り合うことなどなかっただろう、様々な立場の人とつながり、交流を始めます。

このHu-mediaとの出会いもその一つ。ブログをやっていなかったら、今このエントリーは生まれていません。はい、読者のみなさん、とっくにお気づきですね。Sさんはこの私です。

・・・

さて・・・Sさん、もとい私の身に起きた「はじめの一歩」による変化の数々はいかがでしたでしょうか。

私はこの観察を通して、ある結論にたどりつきました。

人生って・・・マジでちょっとしたことで変わるよね。

「めんどくさいからやらなくていっかー」
昨日気持ちいい布団にころがって感じた快楽は、明日の後悔に変わります。

「もう人生つんだな、これ。」
今この瞬間にそう思っていたとしても、明日何が起きるかはわかりません。

「絶頂だぜ、ふぅーーー!」
その絶頂が変わらない保証はどこにもありません。

そして、小さな小さな「はじめの一歩」が大きな人生のうねりを生み出すことだってあるでしょう。

不確かに姿形を変え、生きようとする、それこそが人間であり人間くささ。

その時々に垣間見える、一瞬の人生の物語の数々に、私はこれからも注目していきたいと思います。それでは、長い間のご清聴ありがとうございました。

長野さーーーん、現場からは以上です!SATTYでした。

※この記事内の写真素材はIM FREEの素材を使用しています。

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satty
ブログで楽しいことがしたい!物書きを夢見てネットの海を航海中。人生はたくさんの物語でできているをモットーに、あちらこちらで出会う人間くさい人たちを綴ったお話系ブログを運営しています。

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